ロイターの記事で考えさせられること
欧米から排出される廃タイヤが、インドやマレーシアで処理され、環境被害を及ぼしている、という内容です。
少し前、ウミガメの鼻の穴にストローが刺さり、ペンチで引き抜いている動画が、YouTubeにアップされていました。
私たちが当たり前のように使っているプラスチック製品は、適正に処理されなければ、環境中でより小さく砕かれ、生物に取り込まれ、濃縮されている、と危惧されており、世界中で調査されています。
私は、目的のために資産を運用しています。
運用することで資産を増やせることができる、と考える根拠は、先進国、特にアメリカの経済成長を前提としています。
しかし、経済の成長や豊かな暮らしの裏には、途上国の環境破壊や健康被害があるという現状を認識する必要があると私は思います。
日本も1970年代ごろまで、産業活動よる公害に苦しんでいました。
この日本の環境問題が、この記事や中国などの途上国における環境汚染とかぶって見えます。
先進国は、今の豊かな暮らしを今後も享受するために、排出物を途上国に押し付けるようなことをして欲しくない。
全世界が、安全かつ衛生的でほんの少し豊かに暮らせる将来を迎えるために、何をすべきか考えていきたい。